2019/11/29
いい肉の日 関西人、肉へのこだわり
今日はいい肉の日だそうです。
私は鍼灸の学校に通うために24歳の時、地元広島から関西に出てきました。
当然関西の文化と関西弁の洗礼を受けることになったのですが、色々驚いたことの中のひとつに、『肉』についての関西人のこだわりがありました。
冬にコンビニの四角いホカホカケースの中でテンテンと並んでる白い『肉まん』
私はコレを子どもの頃から当然『肉まん』と呼んできました。
でもこれ、関西ではブブーです。
正解は豚まん。
関西では『肉』の称号が与えられるのは牛肉だけなんです。
鶏肉は『かしわ』、豚肉は『豚』
牛肉だけが『肉』
なぜ豚肉は豚なのに
牛肉は牛じゃないのか
だから晩ご飯、今日は肉?魚?という二択ではないわけですよ。
今日は肉?かしわ?豚?魚?なんですよ。
結婚当初、めんどくせえ!!と思ってたはずなのに、今こうやって話題にして書いてみて自分の中にこの感覚が浸透したことに気付いて驚く。
動物の肉はみんな肉じゃんって思ってたはずなのに、すでにその感覚が思い出せない……
すごいですね。住むって。
『よしもと新喜劇』の面白さも『奈良漬』の旨さも、関西に出て来て知りました。
しかし関西弁は習得しきれず!
いつまでも『あなたこっちの人じゃないでしょ?』と言われます。
でも耳は慣れたから、ドラマでエセ関西弁を話してる人がいたら”気持ち悪く”感じる位にはなったよ!!
因みに、『豚肉は豚なのになんで牛肉は牛じゃねーんだ!』という疑問について検索してみたら、面白いことが載ってました。
東西の差は、江戸時代から続く農耕用動物の違いに重なる
西日本は牛、東日本は馬
西日本はそのまま牛を食用とするようになり、東日本は、横浜で外国人向けに牛肉が必要になったのを機に広まっていく
日露戦争が起きて軍需食料として牛肉の缶詰が戦地に送られ牛肉不足が深刻になる。そこで特に関東では牛肉に代わって安価な豚肉の消費が拡大していった(日本食肉史参照)
へーーー!!!
そんな理由があったとは……!
まぁ私の生まれ育った広島は思いっきり西日本だけどなぜ肉まん?という疑問は残るものの、概ね納得致しました✨✨
あ、いい肉の日だけど、ウチは今夜は豚です♪
そうそう、いい肉の日にステーキ✨✨焼肉✨✨な人は、食べ過ぎ注意ですよぉー
理由は昨日の記事にも書きました腸内フローラの、最大勢力『いつもはどっちつかずの日和見菌』が、悪玉菌の方に加勢するから!
それでもいい肉たらふく食ってやるぜ!という羨ましい方は、玉ねぎ、シイタケ、ネギ類をしっかり食べよう
玉ねぎやシイタケ、ネギは、肉と卵の毒消しになるって、食養家の若杉友子さんが言ってたよ
私、解毒もデトックスも毒消しも大好き(笑)言葉が(笑)
ではでは!良きいい肉の日をお過ごしくださいませ~~~
みゆ