2020/06/09
でこぼこはオンリーワン
隔日登校が続いている小学生の息子。
昨日は学校がお休みで、宿題の漢字の読みが分からないと電話を掛けて来ました。
辞書で引きなさい!ってとこなんですが、何故か今行方不明でして。
「にちようびのにち、とぉ~ ほそいにち のよこに、かたなと くちとぉ~……」
見れば一目瞭然ですが、ただでさえ漢字が苦手な息子の説明はたどたどしく……
「そんで、てんてんに、ひらがなのり!そのあとに、で花がかれた」
つまり説明の通りだと『日照りで花がかれた』という文章らしい。
「それは”ひでり”って読むねん。ひでりっていうのは、雨が全然降らなくて地面がカラッカラになること」
私がそう伝えると、息子は電話口で「えっかわいそう。そりゃかれるわ」って本気の同情声(笑)あぁ、ひでりね、ってすぐに答えを書くんじゃない息子が好き(笑)
彼の頭の中には、水が足りなくてへちゃーっと枯れてしまった花がありありと浮かんだんでしょう。これぞ言語を操る人間たるものの醍醐味というヤツではないですか!
彼は問題文から想像が膨らんで脱線し、一枚の漢字プリントを終えるのに大層時間がかかるというネックを抱えておりますが、個人的にはとても良いと思います今のうちは(笑)
実は一番上の娘もこの傾向があり、問題を解くのにすごく時間がかかっていました。
やはり中学や高校の試験ともなると時間をいかに有効に使うかってことが大事になる場面も多々あるので一長一短なんですが、まぁ大きくなればそれなりになんとかするようになるものです。
すべてが人それぞれで、デコボコの具合はオンリーワン。
件の息子も、漢字、というか文章を読むのがすごく苦手なのですが、小さい頃から直感力がとても鋭く、こちらが何かをしようと思うと言葉にする前にそれが分かったりするところがありました。
息子の通っていた保育園は駐車場が少なく、送り迎えで停められるかどうかは運しだい!って感じだったんですが、
「今日、空いてるかなぁ」
と呟く私に、「あいてるよ」と息子が答えてくれたときは、必ず空いてたんです。
私が失くし物を探していると見つけてきてくれて、「なんで分かったの?」と聞くと「どこにいるのー?ってきいたら、ここだよーっていってた」って言うこともありました(笑)
しばしば字ぃ読むのいやや~~ってなりますが、そんな特技もある息子。
素敵なデコボコです。
あなたはどんなデコボコですか?
みゆ
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