2021/08/18
ストレスは万病のもと
ストレスが心身に影響を及ぼす、という話を鍼灸院のブログらしくするのかと思いきや。
ストレスが色々ヤバい影響を与えるのは人間だけじゃないというお話です。
うちにマリシというキンカチョウがいるお話は今までもしましたが、実は7月に新たにもう一羽のキンカチョウが我が家にやってきました。
真っ白なボディに薄桃色のくちばし。
名前はシロ。愛称、シロシ。
マリシの時と同じく、オスメスはまだ分からない状態でうちに来て、成長して女の子だということが分かりました。
つがいになってもいいし、ならないくても。とりあえず仲良くしてくれたらいいねぇって言いながら、将来的には二羽が一緒に暮らせるようにシロシ用には大きな鳥かごを購入しました。
初対面の時から、シロシはマリシが大好きで、遊んで遊んでアピールが激しい。一方のマリシは、「ジャーー!!!」と威嚇しまくり。
でもね、シロシってば全然へこたれないんです。ジャージャー言われたりつつかれたりしても上手に飛んで逃げて再チャレンジする。
これは案外いけるかも?
そう思って、時々は一緒のかごに入れたりして二羽の様子を見ていました。
そうこうしてるうちに、シロシの顔の周りの羽が抜けてきてることに気づきました。ストレスで羽を抜く時は顔以外の部分で、顔の羽が抜けるのはウイルス性の病気で治療法がないとネットには載っていて、病院につれていくべきかどうか迷っていました。
そしてさらに。ある日突然、マリシの様子がおかしくなりました。
ぴくっぴくっぴくっとゼンマイ仕掛けのおもちゃみたいな動きになって、手に包んで真っ暗にすると大人しくなるんですけど、手をのけるとそんなへんな動きをするんです。
フンの出も悪い感じで、上記のシロシの状況も合わせて考えて、シロシに悪さしてるウイルスがマリシにも移って、しかも脳みそにはいっちゃったんじゃないかって。
これはまずい、と動物病院の予約を取ろうとしましたが、お盆休みに入ってたり予約がいっぱいだったりで取れません。
死んじゃったらどうしよう……と思いながら様子を見守っていたら……数日後、まずマリシがだんだん元通りになっていきました。
病気だったら一緒にいない方がいいと思って別々の鳥かごで過ごさせ、外に出すときも一羽ずつにしてたのですが、どうやらそれがマリシには良かったみたい。
シロシに構われるのが相当なストレスだったんだなって、そのときやっと分かったんです。
そしてそれからさらに1週間が経つと、シロシの顔の羽が生えてきたんです。
ウイルス性の病気かと思ったら、シロシの方もストレス!(予想)
嫌がられたり、嫌われたりするのもストレスなんですね。
今では真っ白ふわふわボディの美人さんに戻りました。
元々あった鳥かごにはマリシ。二羽用にと買った大きい鳥かごにはシロシ。お隣暮らしで二羽は上手くいっています。
今でもシロシはマリシが大好きで鳥かご越しにいろいろ話しかけていますが、フェンス越しだとマリシも答えてあげています。
もしかしたら、仲良くなる日が来るかもしれませんが、それまでは親しいお隣さんでいてもらおうと思います。
というわけで。
ストレスの影響は多大!というお話でした。
これ、もちろん鳥だけの話じゃありません。人間社会はもっと複雑ですしね。
体のどこかに何か悪いモノでもできたかしら、というような症状も、実は元はストレスってことも十分あり得ます。
ストレス性の症状に鍼灸って良く効きます。
もちろん、ストレスの元が消えない限りはなかなか完治とはいきませんが、悪化を防ぐことができます。
ご相談はいつでもお気軽にどうぞ!
丘の上鍼灸院 みゆ