どーも！みゆです！

今日は、午後から娘の通う高校のイベント『一日高校生体験』に行ってきました。

高校生の授業を体験してみようってことなんですが、授業内容のなかで印象深かったのは数学！

プリントを配られましてですね～～～

そこを見ますとですねぇ～～～

『循環小数』

『指数の世界』

『数列の世界』

もう、見ただけでゾォォォォっとしたのは条件反射というかなんというか(笑）

そして、先生が黒板に文字を書いていくカッカッカッカッっていう音…学生の頃を思い出しましたね～～～

すんごい頭使った！計算もした！脳みそを掴んで直接マッサージしてるようなウニウニ感！

で、中でも心に残ったのは、絶対だと思ってるものが絶対ではないというお話で…

先生が「ピッタリキッチリ１センチを計れる人はどこにもいません」と言われたんです。最初。

物差しがないと正確には計れないって意味かと思ったら、そうではなくて絶対に無理なんですって。

それがね、その後の指数の勉強で証明されるわけなんですよ。

あー上手く説明できるかなぁ～

０．３３３…というのを循環小数といい、これをＸとする。

とすると、３．３３３…は１０Ｘになる。

３．３３３…から０．３３３…を引くと、小数点以下が全部きれいに消される。

ということは、

１０ＸーＸ＝３．３３３…－０．３３３…

９Ｘ＝３

Ｘ＝１/３

こうなるんです。つまり０．３３３…とは１÷３の答え、三分の一とイコールなわけです。

そこで同じように、０．９９９……という循環小数を考えた時、

１０Ｘ－Ｘ＝９．９９９…－０．９９９…

９Ｘ＝９

Ｘ＝１

すごくないですか！？

これはつまり、０．９９９…と１は同じってことなんですよ！！

不思議じゃないですか！？

１＝１は当たり前ですから分かりますよ。

でも０．９９９……って１じゃないのに。どこまでいっても１じゃないのに！

なんでイコールなのぉおおおお！？

先生の授業の重要ポイントはここではなくてあとの数列のとこだったんですが、私はここが気に入って気に入ってもう、声なき感嘆の溜め息ですよ！

前に数学者のひとが「数学は美しい」って言ってらっしゃったの、なんかちょっと分かる気がしました。

だってなんか深い！

同じように考えて言ったら、０．９９９…と１だけじゃなくて、みんなもやぁっと繋がってそうじゃないですか？？

それって宇宙の真理と同じですよねぇ。

キッチリ分かれてるものなんて、分離して存在してるものなんてないんだなぁって感じますよ。この式から。

いやぁ～～自分がリアルに高校生だった時はダイッキライな数学でしたが、面白い！！

世界、広い！！楽しい！！

それを実感した体験授業でした♪