2020/04/09
大仏の日 『目から鼻へ抜ける』大仏様
今日は大仏の日。
奈良県民としては、これを取り上げずして何とする。というわけで本日の記事です。
『大仏の目玉』
という昔ばなしをご存知ですか。
むか~しむかし。東大寺の大仏の目玉が抜け落ちて、どこヘいったか分からなくなった。
お坊さんたちは大仏作りの職人たちに修理依頼と見積りを頼んだが、随分と高くて困ってしまった。
そこへたまたま大仏見物にやってきていた男が「もっと安くやってやるよ」と言ったので、その男にお願いすることにした。
男は「目玉は大仏様の体の中ヘ落ちたにちがいない。それを拾ってはめ直せばいいだけだ」と考えていた。
男が目玉の穴から大仏の体内に入って目玉を探すと、はたして目玉は落ちていた。
そこでそれを拾い上げ、内側から大仏さまの目玉の穴にきっちりはめた。
しかし目玉をはめたことで、入った時の穴がふさがってしまった。
「あいつ、どこから出るつもりなんだ?」と人々は心配した。
するとなんと男は大仏さまの鼻の穴からひょっこり出てきた!
人々は「あやつ、目から鼻へ抜けおった!」と心底感心した。
それからというもの、抜け目なく賢い人の事を『目から鼻へ抜ける』と言うようになったそうじゃ~~
ほほぉ……!!なるほど……!!
って、これ読んだ時すんごい納得したんです。
辞書かなんかで引いた時は「目で見ただけで物事の急所を嗅ぎ分ける、云々・・・」と書いてありましたが、なんとなく納得出来なかったんですよね。
この昔話の説の方がすんなり分かる感じ
唯一ひっかかる点があるとすれば、
そこに落ちる目玉は
あるんか?(byア●フル)
問題。
……ま、いっか!
みゆ