2019/12/13
子ども大好き小児はり 子どもが抱える様々な症状に
今の季節なら大好きなセンダンの木の黄色い落ち葉や真っ赤に色づくドウダンツツジ。モミジ。名前も知らない、可愛らしい実をつける木。
道行く人の服装や空模様も、四季折々の変化が楽しい道行きです。
さて、楽しみは他にもあります。
それは道中にある保育園の子どもたちの様子を観察すること。観察っていっても歩きながらのごく短い時間ですが(笑)
ちょうど私が歩いている歩道側とは道路を隔てて反対の道路沿いにある3階建ての地味な建物の、2階部分が保育室になっているみたいで、採光のためか窓がとても大きくて、窓際で遊んでいる子どもたちの様子がよく見えます。
一番右が大きい子たちの部屋。真ん中が4、5歳くらいの子たち、一番左は2、3歳の子たち。
今日も可愛かったんですよ。
観察ポイントに差し掛かるぞ~ってくらいの時に、50メートルくらい先にある消防署から救急車がサイレンを鳴らしながら出てきたんです。
私が保育園の方を向くと、大きい子たちの窓はゼロ(そもそも、大きい子たちは普段からあんまり窓際にいない)、4、5歳の子たちの窓には2人。
この2人は保育園の真下にあるバス停に停まっている路線バスに釘付けでしたが、救急車のサイレンの音がするとフイとそちらに顔を向けました。
そして一番小さい子たちの窓には3人。いっせいにサイレンの方へ顔を向けてひとりがぴょんと跳ねました。
そしたらその様子に惹かれてか、サイレンが聞こえたのか、あと2人寄って来て小さい子の窓は5人になりました。
救急車がどんどん近づいてきます。
4,5歳の子たちはじーっと見つめています。
でも一番小さい子たちは全員がぴょんぴょん跳ねてるんです。
救急車が下を通り過ぎて行くのを見送りながらかわるがわる、ぴょんこぴょんこぴょんこぴょんこ(笑)
なんか、そういうおもちゃみたいでした(笑)
手を振ってみても面白いです。
一番小さい子たちは、ぽや~っとした顔のまま、可愛らしい手でばいばいしてくれます。
4、5歳の子たちは、手を振り返してくれながらもびっくりした顔をします。あのおばちゃんだれやろ?って感じ?(笑)
そして一番大きい子たちに至ってはフリーズ、スルー。
成長を感じます(笑)
いやぁ~子どもってほんと可愛い。
うちに小児はりをしに来てくれてる子どもたちにも癒されてます。
治療をしながら、自分が充電される感じ
赤ちゃんなんかもう
たまりません(笑)
子どもたちは、小児はりがとても好きです。
始めはビビりながら来る子が多いですけど、一度してもらったら、気持ちいいからもっとしてと言います
通院のきっかけになる症状はさまざま。
夜尿症(おねしょ)、カンムシ(やたらキーキーと泣き叫ぶ)、食欲不振、アトピー、原因不明の突然起こる腹痛などなど……
意外と思われる路線で言うと、単純性股関節炎(大腿部や股関節の痛み)。幼稚園くらいの子供に多いようです。
一般的に安静にさせて様子を見ることが多いようですが、小児はりをした方が断然早く治ります。
小児はりは刺しません。皮膚を擦るだけです。
怪しいマジナイのように感じるでしょうか?(笑)
でも、内部の異常は皮膚表面によく現れています。
特にウチで採用している”大師流小児はり”では、皮膚が過剰に緊張している部分……内側の異常が表現されている部分を擦ります。
そうやって免疫力を含めた”自分で自分を健康な状態に戻す力”を高めます。
我が家の子供たちは漏れなく私の実験台となったわけですが(笑)みんな小児はりが大好き特に悪い所がなくてもやってくれと言って来るくらい
今の時代、子どもたちも多くのストレスに晒され、病名のつかない不快症状を訴える子も少なくありません。
小児はりは、子どもたちの体の調和を取り戻すのに役立ちます。
今日の帰りも保育園の前を通ります。
帰りはお母さんやおじいちゃんおばあちゃんに連れられて帰る子もよく見掛けます。
駄々をこねてる子、泣いてる子、駆け出す子……みんなに見守られて、元気に大きくなってね
みゆ