子供のうつ、抑うつが増えています
新型コロナに振り回されている社会を反映するように、子供たちのうつや抑うつ傾向が増加傾向にあるようです。
小中学生では全体の1割から2割、高校生では3割にもなるとか。確かに昨年の初回緊急事態宣言あけ後に不登校や体調不良で来院される子供さんも開院以来の数になっています。
例えば新型コロナに感染したとか、コロナ関連で失業したとか、直接的な打撃を受けなくても、社会全体に漂う曖昧な「雰囲気」というものからもひとは影響を受けます。
特に敏感な子供はそれを心にも体にも反映しやすいため、周りの大人が気を配ってあげる必要があります。
小児はりではそのような”気の病”ともいえる症状にも対応しています。
流れ、巡りが悪くなっている部分は皮膚上に変化が現れますので、それを我々鍼灸師は指先で感じ取り、皮膚上の差をなくしていくように施術を行います。皮膚上を軽く擦るような撫でるような施術なので痛みは全くありません。
くすぐったがる子もいますが、大抵の子は気持ちよくて好きだと言いますし、くすぐったがる子であっても効果は現れます。
中高生は大人と同じ使い捨ての刺す鍼を使いますが、大人よりも全体的に刺激は少なめです。最近来られる中高生はあまり鍼を怖がらないので助かっています(笑)
気の病は放っておくと肉体的な症状よりもややこしくなりがちですから、早め早めに対処してくださいね。
子供の笑顔は社会の宝です。
あなたのお子さんがいつも元気に笑顔でいられますように。
みゆ