2024/06/12
小児はりと表情の変化
お家や学校でいろいろあって学校にいけなくなっていたAちゃん。
小児はりで心身を整えながらゆっくり自分の世界で息が出来るようになり、今では元気に学校に通っています。
今来られたばかりの頃を思い出すと、不安げな、何かに怯えているような表情が印象的です。別にはりが怖いということではなく、自分でも言葉に出来ないような漠然としたものに取り巻かれているようでした。
はっきりと表情に変化を感じられるようになったのは、半年ほど経った頃でしょうか。
元気な子どもとはこんな感じだと思い出させるような、内側から輝くかわいい表情をするようになりました。
体はもっと早く調子が良くなっていましたが、心が変化に適応するのにそのくらい時間が必要だったようです。
学校に通えることが絶対に必要で正しいこととは思いませんが、学校で得られるものもまた多い。自分だけのオリジナルの道を進むのもまた1つの選択肢ではありますが、開拓していく苦労や不安を考えればまたそちらの道も決して楽ではありません。
焦らず体と心を整えて、整備された、地図にある道を目指す。
それでもダメなら、自分の道を切り開く。
小児はりで出来ることはほんのちょっとのお手伝いですが、いつでも全力で応援させていただいています。
みゆ