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2013/10/17

気分というこの不確かなもの

気分が悪い、気分が落ち着かない、機嫌が悪い。


確かにあるのに、目には見えない厄介なもの。


科学的にいったら、セロトニンであるとか、ノルアドレナリンであるとか、そういった物質によって作り出されているとされる、気分。


目に見えないだけに、つかみどころがなくて、それこそ「気」のせいだとか「気」にしすぎだとか・・・・


でも、確実にみんな体感として知っている、気分。


気分は捕まえられない。触れない。


気分は解剖もできない。


だから、気が沈む、落ち込む、その時自分に何が起きているのか、自分自身で確かめることができない。因果関係がはっきりしないとき、人はより落ち着かない気持ちになります。


そこになにがあるのか?




確かに何かがあるのです。




実は見えない気分は見える体とつながっています。見える体を治療して、見えない気分を治療できます。体を通せば、気分は触れるのです。


心が塞いでいるとき、気分が落ち込むとき。


体も塞がっています。つまって固くなっています。


体のつまりをとってやり、流れをよくしてやると、気持ちが動いていくのが実感としてわかります。



うつは正式には気分障害といいます。気分が何らかの障害で滞ってしまっているということでしょうか。 


気分は動いてなければいけません。ひとところに固まっていてはいけないのです。


うれしいことも、悲しいことも、浮かれることも、落ち込むことも、すべてが流れていて初めて健康と言えるのではないでしょうか。



自分の体に注意深く触れてみてください。


その体とともに、生きている自分の存在を感じられるでしょうか?


目に見えないその存在のはっする言葉の一つが気分なのです。



あなたは今、どんな気分でしょうか?あなたの言葉が感じられますか?