2020/04/22
苦しい時こそ試される
スーパーのレジで働いている方の、まるで汚染源かのような態度を取るお客さんがいて心が折れそうという記事を読みました。
家族が看護師さん、お医者さんというだけで近所の人が無視をするという話も聞きました。
医療関係者のお子さんが保育所で差別を受けるという話も聞きました。
胸が痛みます。
うちも医療関係で営業を続けていますから、明日は我が身。
沖縄で善意でマスクを配ったおじさんが、マスクを受け取れなかった人に掴みかかられているのを見ました。
ドラッグストアに勤める友人は、従業員用にマスクをストックしてあるんだろう!全部出せ!とお客に詰め寄られたみたい。
湘南の海岸は海に遊びに来た人で溢れかえっているそうです。
世の中はどうなっていくのでしょうか。
人の心が荒れれば、世の中が荒れます。
コロナも怖いですが、そっちの方がより怖い気がします。
普通に学校があって、普通に行事があって、平日があってお休みがあって、6月にも祝日を作ってよと文句をいい、夏は暑いだ冬は寒いだ言える普通の日々のありがたさ。
それが失われた今の暮らしの中にも、きっとありがたい何かがあります。
あって当たり前の何かが、まだ残っています。
昨日、休校中の小中学校の職員の方々が病院の最前線で使うのに不足している医療用ガウンを、ゴミ袋から手作りしているというニュースを見ました。
とある中学生が休校中である今の時間を使って不織布マスク70枚を作り、市役所に送ったという記事も読みました。
入学式の突然の延期で紅白まんじゅう920個の在庫を抱えてしまった菓子屋を助けようと、近隣の住民がLINEを回すことで無事完売したらしいです。
こんな話がたくさんあるのが嬉しい。
苦しい時だからこそ試される選択ですが、私も、ひとつでも笑顔が増えるように行動したいなと思っています。
みゆ