解離性障害のお客さんの経過が順調です。

 

 

今日は店の入り口を入って来られた時、表情が随分すっきりしててびっくり

 

 

聞いてみると、昨日から今朝にかけて、久しぶりに薬なしで6時間起きることなく眠れたそうです。

 

 

今まで何度も睡眠薬を止めたい、止めよう！とチャレンジしたけれど、結局眠れないことの辛さと、自分ひとりで戦わなければならないという孤独感で耐え切れなくなってしまっていたと。

 

 

けれど体の調子が良くなり、気持ちも安定していることが増えるにつれ、『鍼で良くしてもらっている。鍼で良くなっていける』という気持ちが強くなってきたそうで、前回の治療日から今日まで、薬を止めていらっしゃるようでした。

 

 

最初の3日くらいはなかなか寝付けなくて薬を飲もうかと何度も逡巡したけれど、4日目辺りから少しずつましになっていったそうです。

 

 

睡眠薬以外の日中の薬についてはかかりつけのお医者さんの指示を仰がないといけないのでそのままですが、それでもとても良い経過です！

 

 

めちゃくちゃ嬉しい

 

 

悪夢に挑むのも実行してくれたみたいですが、こちらは、夢の中で自分がどうすれば助かるのかイメージすることが出来なかったそうです。

 

 

それで治療しながら夢の内容を聞き、誘導しながらイメージし直してもらうことをしました。

 

 

そういう方法があったのかぁ……とおっしゃいましたが、特別なことは何も言っていません。

 

 

この方は生きてくる過程で”諦めてただ通り過ぎるのを待つ”しか方法がなかったので、ただの想像ですらも助かることをイメージ出来なかったんですね。

 

 

それでも、誘導でイメージ出来るのだから、本当に良くなってきていると思います。

 

 

状態が悪ければ、いくら誘導してもイメージが出来ないことが多いので。

 

 

一歩一歩。

 

 

私は、鍼をし、お灸をすえて、隣を一緒に歩いて行きます。

 

 

 

 

 

 

 

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