2013/10/24
鍼灸と生理痛
生理痛。およそ月一で訪れる、体の合図。
全くない人もいれば、日常生活に支障が出るレベルで痛みや体調不良が出る人まで、様々です。
私自身は、独身時代は生理痛がほとんどなかったのですが、出産後に起こるようになりました。
前回の生理はちょうど1か月前、開院したころでした。
開院したてで患者さんがいらっしゃらない時間が結構あるので、週2~3くらいの割合でひで先生とお互いに治療しあっていたのですが、今月の生理が始まってみると、生理痛がない!ほんとに生理か?ってくらいにない!びっくりしました(笑)
鍼灸が生理痛にきくのは当然知っていました。
患者さんに生理痛を目的とした治療もしますし。
でもなかなか自分で自分には施術しにくいというのもありますし、日々の忙しさにかまけて本気で治療をしたことがなかったのです。
自分で体感すると驚きますね!「鍼灸やっぱすげぇ!」と自画自賛(?)(笑)
この1か月もちろん、その時々の「今日はちょっと肩凝ってる」とか「背中が張ってる」とかそういう症状に対して治療をしていたんであって、「生理痛」をターゲットにしたわけではありませんでした。
でも、結果として生理痛が消えたというのは、鍼灸治療の特性をよく表していると思います。
患者さんが頭痛で来られても、腰痛で来られても、耳鳴りで来られても、頭だけ、腰だけ、耳だけ、という治療は、通常鍼灸ではしません。
全身を整えていけば、悪いところがだんだん消えていく、という考え方なんですね、簡単に言うと。
痛む部位を狙ってする治療もありますが、特にわたしたちの丘の上鍼灸院では全身を整えていく鍼を必ずします。
だから鍼灸の適応症は幅広い!
だからおなかの調子が悪い人の治療で、頭がすっきりしたり肌がきれいになったりする!
いやぁ 鍼灸っていいなぁ~~~~~~ と自画自賛、ふたたび(笑)
奈良 登美ヶ丘 学園前 丘の上鍼灸院 みゆ より