2019/12/20
鍼灸の良さ 全てを流して軽やかに
鍼灸の良いところ。
それは、流れ出すところ。
軽くなるところ。
流れが停滞すれば、冷えて重くなる。
冷えは痛みを呼ぶ。
重く痛みを伴えば動きが鈍くなり、動きが鈍くなれば流れがもっと悪くなる悪循環。
鍼灸は、自分の中の流れが悪くなったのが改善されていくのを、体感できます。
人によってはその爽快感を“風呂上がりみたい”と言ったりします。
現代は言わずと知れたストレス社会。
詰まり、塞ぎ、重くなる要素はわんさか。
断捨離に代表されるように意識して捨て、手放して流さないと次々と溜まって全てが澱んでいきます。
それはこころも、からだも。
適度な運動で汗をかくすっきり感──
瞑想で余計な思考を捨てていく軽やかさ──
そのふたつを合わせた感覚に近いのが鍼灸、だと私は感じています。
どこかはっきりとした痛みや辛さを抱えている人はもちろん、どことは言えないけれどぼんやり調子が良くないという人にも、ぜひ鍼灸を受けて体の変化を体感してもらいたいと熱烈に思っています
みゆ