2019/12/11
自分って案外出てる 体の主張
以前、我慢腹のお話をさせてもらいましたが、同じ我慢を溜めるのでも性格によって体への表れ方って違います。
以前の記事はコチラ我慢腹(がまんばら)って知ってますか
あ、ちなみにこれは東洋医学などとは全く関係のない、私の肌感の話です
我慢腹になる人は、割と鋭角な視点を持ってて細かい気配りをするタイプであることが多いです。
気遣い屋さんで人よりも多く色んな事に気付くため、気疲れしやすい。
逆に、大らかな人が我慢を溜め込むのは背面。特に肩です。肉厚で簡単には皮膚が摘まめず、粉っぽい印象がする触り心地。
同じ大らかでも優しくて気遣い屋の人は肉が柔らかく、おおざっぱ(悪く言うとがさつ)なタイプの人は肉が硬い。
他人には大らかだけどこだわりがあるタイプの人は凝りが奥の方にある。
同じ背面に我慢を溜め込むのでも、怖がりで不安が強いタイプの人は肩の肉厚さがなくて、背骨沿いに思いっきり硬くした牛脂みたいな触り心地の凝りがびっしりとついています。
怖がりは怖がりでも、前へ進むエネルギーがあるタイプの人はお腹が硬い。
と……ざっくりまとめましたが、実は例外もいっぱいあるし、年齢によっても違うし、ひとくちに”硬い”と言っても単に内臓の疲れから来てる時もあって……
じゃあまとめんな
スンマセン。
でもその人の日々の考え方って生活上の様々な選択に影響を与えるし、積み重なれば当然体にもその行動の選択の結果としての”クセ”がつくわけで。
そーなるとそこには、ある程度の共通項が生まれるんですよ。
マッサージをお仕事にしてる人とか、エステティシャンの人とか……ひとの体に触れるお仕事をしている人は、そういう自分統計を持ってそうですよねぇ。
聞いてみたい
靴磨き屋さんは、靴を見ただけでその人がどんな性格なのか大体分かるっていうし、美容師さんなんかもそんな統計、持ってそうですよね~~
ムムっこの髪質、この生え際、ツムジは左巻きか……なるほどなるほど。みたいな。
そう言えばお客さんに飲食店を経営されてる方がいるんですけど、近くに自衛隊の駐屯地と消防署、警察署があって、お店に来る自衛官、消防士、警察官は、私服でも誰がどの職業か分かるっておっしゃってましたヨ!!
色んな職業のそれぞれの統計を持ち寄ったら、ちょーオモロイことになりそうな気がしますね~~
何にせよ、自分って自分が思ってるより表に出てるんだろうなぁってコト。
思ったように自分を出せない。
そう思って辛い時は、視野が狭くなってる。自分を振り返ってみてもそうだなぁって思います。
ジョハリの窓ってあるじゃないですか。
自己には、
◎自分も他人も知っている自分
◎自分は知ってるけど他人は知らない自分
◎他人は知ってるけど自分は知らない自分
◎自分も他人も知らない自分
の4つの要素があるっていうやつ。
自分が出せなくて辛い、という時の自分は、この中でいうと『自分は知っていて他人は知らない自分』のことですよね。
つまり四つの窓のうちのひとつ。
あと三つもあるんだから、
案外出せてる自分とか
案外イケてる自分とか
相当やれてる自分とか
きっといる
出せない、出せてないと感じる気持ちはすぐに変えられるものでは無いかもしれないけど、でもそれが自分の全てじゃないぞっていう視点は大事だなぁと思います。
そうそう、うちの定期ワークショップ『あなたを知るワーク』では、色んな角度で自分を探ります
次回は令和2年1月17日(金)と26日(日)を予定していて、今後募集する予定なのは26日(日)です。
イメージリーディング入門を行うつもりにしています。イメージリーディングも自分についての色んな発見をもたらしてくれる手法のひとつ。視野が広がりますよ
みゆ